新鮮で栄養豊富な玉子で人気のふるさと産品直売店 能勢町山辺にあるふるさと産品の直売店「たまごや丹州路」。 店内にはお米や野菜、地酒、豆類、味噌、ハチミツといった地元能勢産を中心とするこだわりの逸品が並びます。 中でも一番人気は「玉子」です。 提携する京都の養鶏所から毎朝仕入れているという産みたての「葉酸たまご」は、一般的なスーパー・量販店には出回りにくい貴重なもの。 新鮮さはもちろん、「造血のビタミン」といわれるほど栄養豊富な葉酸がたっぷり・おいしく採れる点もうれしいポイントです。 休日は2,000個以上売れるというこだわりの卵は、持ち帰りだけでなく店内で「玉子かけごはん」として楽しむことも。羽釜でふっくら炊いた地元のお米と新鮮な玉子、そして玉子かけごはん専用醤油という極上の組み合わせを求めて、遠方から食べに来る人も多いのだとか。ごはんは一杯までおかわり可能で、たまごは何個でも食べられます。 ご飯だけでなく、シンプルに醤油で味わう「たまごかけうどん」も人気です。 ※店内での飲食提供は土日のみ。時期によっては販売を休止することもあります。 能勢全体の魅力を高めたい 丹州路は、能勢町で3代にわたって営業してきた老舗店です。 8年ほど前から「玉子かけごはん」「たまごかけうどん」の提供をはじめ、土日限定で亀岡から仕入れる新鮮な鶏肉も販売しています。 「ここでしか買えない」味を求めて、剣尾山へのハイキングや近隣のゴルフ場からの帰り道に立ち寄るリピート客が多く、コロナ禍以降はキャンプの食材を買い求める客も増えたそうです。 3代目となる現オーナーは能勢町で生まれ育ち、奥様とともにお店を切り盛りされています。 「私たちが子どもの頃に比べると人が少なくなっていますが、能勢は遊びにくるだけでなく、暮らす場所としても本当に良いところです」。 時には移住を希望する人から相談を受けることもあるそうです。 近年は外から移住したり、お店を開く人たちが少しずつ増えていることも実感しており、そこで生まれた横のつながりが、能勢の活性化につながると考えています。 「面白いお店や魅力のあるお店がたくさんできれば、『点』が『線』になるように、能勢全体の魅力が増すはず。うちも少しでも貢献できれば」と意気込みを語ってくれました。