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8月, 2022の投稿を表示しています

のせむすびびと vol.11 cafe smile 植村さん

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のせむすびびと vol.10 丹州路 福畑さん

新鮮で栄養豊富な玉子で人気のふるさと産品直売店 能勢町山辺にあるふるさと産品の直売店「たまごや丹州路」。 店内にはお米や野菜、地酒、豆類、味噌、ハチミツといった地元能勢産を中心とするこだわりの逸品が並びます。 中でも一番人気は「玉子」です。 提携する京都の養鶏所から毎朝仕入れているという産みたての「葉酸たまご」は、一般的なスーパー・量販店には出回りにくい貴重なもの。 新鮮さはもちろん、「造血のビタミン」といわれるほど栄養豊富な葉酸がたっぷり・おいしく採れる点もうれしいポイントです。 休日は2,000個以上売れるというこだわりの卵は、持ち帰りだけでなく店内で「玉子かけごはん」として楽しむことも。羽釜でふっくら炊いた地元のお米と新鮮な玉子、そして玉子かけごはん専用醤油という極上の組み合わせを求めて、遠方から食べに来る人も多いのだとか。ごはんは一杯までおかわり可能で、たまごは何個でも食べられます。 ご飯だけでなく、シンプルに醤油で味わう「たまごかけうどん」も人気です。 ※店内での飲食提供は土日のみ。時期によっては販売を休止することもあります。 能勢全体の魅力を高めたい 丹州路は、能勢町で3代にわたって営業してきた老舗店です。 8年ほど前から「玉子かけごはん」「たまごかけうどん」の提供をはじめ、土日限定で亀岡から仕入れる新鮮な鶏肉も販売しています。 「ここでしか買えない」味を求めて、剣尾山へのハイキングや近隣のゴルフ場からの帰り道に立ち寄るリピート客が多く、コロナ禍以降はキャンプの食材を買い求める客も増えたそうです。 3代目となる現オーナーは能勢町で生まれ育ち、奥様とともにお店を切り盛りされています。 「私たちが子どもの頃に比べると人が少なくなっていますが、能勢は遊びにくるだけでなく、暮らす場所としても本当に良いところです」。 時には移住を希望する人から相談を受けることもあるそうです。 近年は外から移住したり、お店を開く人たちが少しずつ増えていることも実感しており、そこで生まれた横のつながりが、能勢の活性化につながると考えています。 「面白いお店や魅力のあるお店がたくさんできれば、『点』が『線』になるように、能勢全体の魅力が増すはず。うちも少しでも貢献できれば」と意気込みを語ってくれました。

のせむすびびと vol.9 そば切り蔦屋 能勢で生きることを選んだお蕎麦屋さん

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人気そば店が能勢に移転。地元素材を使った新メニューも 名店ひしめく大阪・谷町六丁目で名をはせたそば切り蔦屋が、2016年から能勢町に移転し営業しています。 提携する農家から仕入れる蕎麦は、畑を指定するほど細かく吟味。 仕入れた蕎麦を毎朝磨き、石や汚れを取り除いた後で石臼にかけて自家製粉するこだわりぶりは、移転後も変わりません。 豊かな風味と細麺のつるっとしたのど越しを求めて、谷町時代の常連客が今でも訪れるというのも納得の旨さ。 一番人気は食べ比べが楽しい「そば三種」。 地元の無農薬野菜を使った里山料理や自家製漬物など、移転後にはじめたメニューも人気。 「普通はメニューを決めて食材を仕入れますが、ここでは逆です。 はじめに季節の食材があって、それをどう生かすかを考えています」とオーナー。 能勢の銘酒「秋鹿」をはじめ、日本酒の取り揃えにも力を入れています。 より人間らしいライフスタイルを求めて能勢へ そば切り蔦屋が能勢町に拠点を移したのは、2011年の東日本大震災とその後に発生した原発事故がきっかけです。 消費と生産がはっきりわかれた社会の脆さを目の当たりにして、便利な都会暮らしに疑問をもつようになりました。 「それまで野菜をつくったことも、薪を燃やして暖をとったこともないし、本当の暗闇も知らなかったんです。震災を機に人間らしい生き方は何かと考えた時、答えは田舎にあるのではないかと思うようになりました」と、自給自足型のライフスタイルが残る能勢町への移住を決意しました。 移住後は都心にはなかった地域活動やお付き合いが多いことに驚いたこともあるそうですが「もともと商売をしようと思ってきたのではなく、『ここで生きよう』というつもりできましたから」と順応し、楽しみながら取り組むように。 地元の若手農家とのつながり生まれたり、公民館から駐車スペースを提供してもらうなど、今ではすっかり能勢町に根付いています。 お店は、日本料理店として使われていた茅葺の民家を改装しました。 縁側から穏やかな日が差し込み、何気なく置かれた古道具や趣のある器も落ち着いた雰囲気を演出してくれます。 喧騒から離れ、ゆったりとした空気の中で里山料理や厳選されたお酒とともにおそばをたぐる。 ここでしか味わえない愉悦の時間をぜひ堪能してください。 ※そばはその日必要な分しか製粉しないため、来店する際は予約をおすす...

のせむすびびと vol.8 里づとさん

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のせむすびびと vol.7 牛福さん

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のせむすびびと vol.6 エスペーロ能勢 齋藤さんご夫妻

世界の途上国から集めたフェアトレード製品がズラリ アジアを中心に、世界の途上国の産品を販売するフェアトレードショップ&カフェ。 店内には各国から取り寄せたオーガニックコットンや手織りの衣類、カラフルな雑貨のほか、カレーやチョコレート、コーヒーといった食品も充実。 どこか温もりのある商品に囲まれ、時間を忘れて買い物に集中してしまいます。 店内にはカフェも併設されており、フェアトレードのカレーや能勢でとれる野菜を使った「エスペーロランチ」のほか、スイーツやドリンク類も楽しめます。 もともと古民家だった建物をご主人の手で大改装したという店内は、和の雰囲気をうまく残しながらもとても開放的な空間。 大きな窓からは昔風情が残る能勢の街並みが見渡せ、和室のこたつでほっと一息つくこともできます。 また天井を取り払って設けた「屋根裏部屋」では、不定期の映画上映会「エスペーロシアター」も開催しています。15台分の駐車場も併設しており、地元だけでなく、能勢へのドライブがてらに立ち寄るリピート客からも支持されています。 手元に届くまでのストーリーを知って欲しい 店名である「エスペーロ」は、「希望」を意味するエスペラント語※です。 大阪大学の図書館司書として勤務していたオーナーの斎藤さんは、『パレスチナ/イスラエルの女たちは語る』という本に感銘を受け、作中で取り上げられるパレスチナの伝統的なオリーブオイルを買い求めに立ち寄ったお店が、フェアトレードショップでした。 もともとエスニックなものに興味のあった斎藤さんは自分のフェアトレードショップをもつことを計画。 ご主人の力を借りながら2012年に大阪府箕面市に店舗をオープンし、6年後により広い店舗を求めて能勢へと移転してこられました。 「日本はフェアトレードにおいてはまだまだ後進国ですが、ヨーロッパでは社会に大きなインパクトを与えられる仕事です」と語る斎藤さん。 売れ筋商品は食品類ですが、アパレル類もおすすめなのだとか。 「機械をもたない方々が手織りや手編みでつくった服は、手に取ってもらえればその良さが伝わるはず。ここに届くまでのストーリーも含め、工業製品にはない魅力を感じて欲しい」と語ってくれました。 ※19世紀、平等で世界共通の第二言語を創ることを目的とするエスペラント運動から生まれた人工言語

のせむすびびと vol.5 中植牧場(新橋亭・丸昭精肉店) 中植さん

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のせむすびびと Vol.4 けやきの里 谷 芳樹さん

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のせむすびびと Vol.3 いちご縁中川 中川さん

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のせむすびびと vol.2 遊留里 辻さん

創作懐石料理の名店 まるで隠れ家のようなたたずまいが特徴の遊留里。  地元産の滋味深い野菜や、季節の魚介などをふんだんに使った創作懐石料理を提供する、能勢で屈指の評判を誇る名店です。お店で使うお米は無農薬の自家栽培米。  またお店の裏手で豊富に採れる栗やタケノコ、近隣農家が育てた無農薬野菜など、能勢町ならではの安心で新鮮な素材をふんだんに使用しています。  メニューは昼・夜ともに月替わりのコース(2種類)のみで、献立は季節ごとの行事やその時採れる旬の素材を中心に組み立てています。  また、板さんは和食だけでなく洋菓子の修行経験も豊富なことから、献立の最後に出てくるデザートを楽しみにされる女性客も多いのだとか。 お店は予約制となっており、地元能勢町だけでなく宝塚や豊中、奈良から来る常連客も。  来店時に次回の予約をする人も多いため、早めの予約をおすすめします。 女将さん、板さん親子の心づくしのおもてなし 遊留里は女将を務める辻真理子さんと板さんの洋平さん親子で切り盛りされています。料理好きの真理子さんの影響もあり、洋平さんは幼いころから料理が好きで、高校卒業後に大阪・北新地の有名日本料理店で修業を積んだ後、2005年9月に父である信一さんの故郷能勢町に遊留里をオープンしました。 そんなお店だけに、店内の雰囲気はアットホームそのものです。  真理子さんは絶えず各テーブルの間を行き来しながら、献立を一品ずつ丁寧に説明したり、顔なじみの客と談笑したり、若い方にはご飯のおかわりをすすめるなど、細やかな気遣いが絶えることがありません。  また料理は格調高い和懐石をベースにしながらも、「できたて、つくりたて」に強くこだわっており、洋平さんと真理子さんが息を合わせ、テーブルごとにベストなタイミングで提供。  予約制にしているのも、料理の作り置きをしないという強い信念があるからです。 これだけの手間やこだわりに対して、価格はあくまでリーズナブル。  その理由を聞くと「月に1度の楽しみとして来られるお客様も多いので、なかなか値上げがしにくくて」と真理子さんは笑います。  一人ひとりのお客様を何より大切にする姿勢は、人気店となった今も変わることはありません。

のせむすびびと vol.1 染めどころゆう 山本有子さん

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  季節の植物を使った草木染め教室 のどかな山村の趣を残す能勢町長谷。細くうねった坂道を上った先にある古民家が、草木染め工房&教室「能勢の染めどころ ゆう」です。染色家の山本さんが講師を担当し、山桜や藍、栗など、そのときどきの季節の植物を使った草木染め教室を開いています。「能勢は秋になれば栗が山ほど採れるし、ヨモギやセイタカアワダチソウといった子どもたちでも採れる草花も豊富」と斎藤さんが語るように、自然に恵まれた能勢町ならではのときに淡く、ときに鮮烈な色合いが楽しめます。 教室では染めだけでなく生地の一部を縛ったり縫ったりすることで独特の模様をつくる「絞り」の指導も行っています。また斎藤さんは愛知県に伝わる「有松絞り」の名人に師事して、今では知る人が少ない「手蜘蛛絞り」も習得しており、教室の生徒さんに伝えています。 教室は午前と午後のそれぞれ半日で開催し、1人から4人までのグループレッスンが基本。通うのは女性を中心に子連れの方も多く、大人が染めている間、子どもたちは野山を走り回ったり虫を捕まえるなど、都会にはないゆったりとした雰囲気も魅力です。 能勢の風土が都会にはない良い色を生み出す もともと趣味として30歳頃から染めをはじめたという斎藤さんは、藍染めの本場徳島やミャンマーをはじめとする海外を訪問するなど、国内外の染めの技術を積極的に学んでいきました。長く勤めていた教師の仕事を退職したことを機に今の場所に工房兼教室を構え、染色家としての活動を本格化させました。「ここは能勢の中でも奥まった場所にあって、山に囲まれた静かな雰囲気や、能勢町ならではの棚田の風景を見渡せるところが気に入っています」と語る斎藤さん。家屋の裏手には畑もあり、染めの材料になる藍を育てています。 一から藍を育てて、刈り取り、乾燥させるといった作業には大変な労力が伴います。また昨年は足を悪くして畑仕事も難しくなったそうですが、地域の方や生徒さんが手伝ってくれるのだとか。「ここにいると大変なこともありますが、季節に追い立てられるように色々な草花に出会えるし、何より空気がきれいだから、都会にはない良い色が出ます」と能勢での毎日に満足しておられる斎藤さん。作家として、講師として精力的に活動しておられます。 古民家をそのまま利用した工房。 玄関にも草木染の暖簾がかかってます 藍のリース。可愛い! 自...