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grigio e ao とっておきの古民家レストラン

とっておきの古民家レストラン 古民家を改装したイタリア料理店「grigio e ao」。 ランチは前菜2品とピッツァorパスタ、ドルチェとドリンクがついたコース制。 旬の食材をふんだんに使っている点が特徴で、マルゲリータや5種類のチーズを使った定番ピッツァのほか、能勢近郊でとれる野菜のピッツァも人気。 オリジナルブレンドのコーヒーや自家製ジンジャーエールといったドリンクにもこだわっており、秋のシーズンには能勢町名産の栗をぜいたくに使ったドルチェも提供します。 店内はやわらかな陽光が差し込む、落ち着いた空間。 要予約のランチは11時、13時からの2交代制にしているので、時間を忘れてゆったりと食事を堪能できます。 休日になると大阪や兵庫、京都など各所から老若男女を問わず幅広い年齢層の客が訪れ、思い思いの時間を過ごしています。 特に春・秋のシーズンには混雑するため、早めのご予約がおすすめ。 能勢の環境を求めて移住 オープンは今から約5年前のこと。大阪市内でイタリアンのシェフとして働いていた藤井オーナーが家族で能勢に遊びに訪れた際に、築70年を超える古民家を紹介されました。 一目で気に入り、店舗兼家族で暮らす住居として購入。 リフォームは最低限の部分を除いて、自分たちで作業しており、ピッツァづくりに使う石窯を含め、半年がかりで手作りのお店と家を完成させました。 「ここに来る前は早朝から深夜まで働き通し。子どもが生まれても一緒に過ごす時間がなく、見れるのは寝顔だけ」という仕事中心の生活を送っていたオーナー。 現在は営業時間を夕方までとし、子どもとの時間を十分確保するなど、地に足の着いた能勢での生活に満足されています。 「能勢は私たちのような移住者同士の関係も良く、地元の人たちも温かい方ばかり。 『亥の子』のような子どもが参加する伝統行事も残っているところも気に入っています」。能勢で充実した時間を重ねるうちに、仕事・プライベートともに地元とのつながりを強めていった藤井さん。 「能勢はピザのチェーン店の宅配エリアから外れている」ことから、焼き立てのピッツァを楽しんでもらおうとテイクアウトメニューをはじめたり、能勢の山から出る間伐材を薪ストーブの燃料に使うなど、地元への貢献にも取り組んでいます。